ニュース 電子 作成日:2020年12月29日_記事番号:T00093922
半導体用シリコンウエハー大手、環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)の徐秀蘭董事長は28日、2021年の市況は今年より良くなり、来年のスポット価格は必ず上昇すると予測した。29日付工商時報が報じた。
徐董事長は、シリコンウエハー市場は今年下半期より好転し、最も不調だった車載用チップ向けウエハーも第3四半期後半より好転したと説明した。現在、12インチウエハーは完全に供給不足で、6インチウエハーと8インチウエハーも需給が逼迫(ひっぱく)していると指定した。
来年の見通しについて徐董事長は、半導体需要が力強く、市場全体のウエハー出荷面積は18年を上回り、過去最高となる可能性があると語った。第5世代移動通信(5G)やクラウドコンピューティング普及により、22年は21年より良くなるとの見方を示した。
12月10日に発表したドイツの同業シルトロニック買収について徐董事長は、実現すれば年間売上高が450億台湾元(約1,660億円)増加すると見込む。
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