ニュース 公益 作成日:2020年12月29日_記事番号:T00093934
洋上(オフショア)風力発電大手のデンマーク企業、エルステッドは29日、彰化県沖で開発中の洋上風力発電所「大彰化東南」に対し、カナダのケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)と台湾の投資ファンド国泰永続私募股権基金による合弁会社が750億台湾元(約2,800億円)の投資を行うことで合意したと発表した。経済日報電子版が伝えた。
CDPQと国泰は同発電所の発電・送電設備などの建設費用の50%を負担し、50%の権益を獲得する。投資は2021年から22年にかけ行う。同発電所は近隣の洋上風力発電所「大彰化西南」と共に22年に第1段階の完成を見込む。
CDPQと国泰による投資財源は台湾内外の銀行15行と台湾地場の保険会社2社による協調融資(シンジケートローン)で賄う。邦銀では三井住友銀行が融資に加わっている。
エルステッドのマティアス・バウゼンバイン・アジア太平洋地域総裁は「大彰化洋上風力発電所の開発段階では台湾の金融業界と洋上風力発電分野での豊富な資金調達経験を共有していく」などと述べた。CDPQによるアジア太平洋地区の洋上風力発電所への投資は初となる。
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