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海運などの従来型産業、春節ボーナス高水準予想【表】/台湾


ニュース その他分野 作成日:2020年12月29日_記事番号:T00093936

海運などの従来型産業、春節ボーナス高水準予想【表】/台湾

 海運をはじめ、▽自動車▽自転車▽製紙▽防疫──などの従来型産業は、春節(旧正月、2021年は2月12日)までに支給する春節ボーナス(年終奨金)で高水準が予想されている。29日付経済日報が報じた。

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 海運業界は今年、世界的なコンテナ不足で運賃が上昇し、各社の黒字が予想されている。長栄海運(エバーグリーン・マリン)は最大10カ月の春節ボーナスを支給する可能性がある。

 自動車業界では、トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車が固定3カ月の春節ボーナスに加え、例年7月に前年利益に応じて紅利(従業員特別配当)を支給している。今年の利益は前年を上回っているため、紅利が前年の9カ月を超える見通しだ。

 製紙業界では、工業用紙大手の正隆(CLC)がここ数年で最高の4.7カ月、自転車業界では巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)が2カ月を支給する方針だ。

 医療用マスクの材料、メルトブロー式不織布の最大手、敏成(マイトレックス・ヘルス・テクノロジーズ)は、4カ月を支給する方針だ。