ニュース その他分野 作成日:2020年12月29日_記事番号:T00093937
国家発展委員会(国発会)は28日、2021年の域内総生産(GDP)成長率の目標値を3.8~4.2%に設定すると発表した。過去9年で最高。1人当たりGDPの目標値は3万38~3万145米ドルと、初めて3万米ドル台に乗った。29日付工商時報が報じた。

国発会は今年7月に発表し国家発展計画で、2021~24年のGDP成長率の目標値を平均2.6~3.4%に、1人当たりGDPを3万米ドルに引き上げることを目標に掲げていた。
国発会総合企画処の張恵娟処長は、来年下半期にも海外旅行やビジネス活動が再開し、「リベンジ成長(反動による報復性成長)」が見込めると指摘した。リスクとしては▽新型コロナウイルス感染症流行の深刻化▽米中貿易戦争▽為替相場――を挙げた。
21年の消費者物価指数(CPI)のコア物価指数(野菜やエネルギーを除く)上昇率は1~1.5%、失業率は3.6~3.8%を目標値に設定した。
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