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作成日:2008年8月8日_記事番号:T00009394
モーテルに車の大行列、七夕の浪漫的風景
旧暦7月7日の情人節(台湾版バレンタインデー)だった7日、各地のモーテルは、当日の部屋を求める自動車の列がずらり。予約は2カ月前からいっぱいだったそうだ。
モーテルの密度が一番高いのは桃園県。それでもこの日は供給不足となり、「毎年この時期の業績はホームラン」とモーテル側に喜ばれている。
密度では桃園県に王座を譲るが、室内装飾の豪華さでは台中市が全土一だ。浴室を2つ備えた部屋や、小さなプールほどの大ジャグジーもあったりして、はるばる台北から訪れる予約客もいる悦豪汽車旅館は7日、当日用に空き部屋を求める客で電話が鳴りっぱなしだったとか。
新竹県で人気が高い5つ星モーテル、薇閣精品旅館新竹館は、新竹地方法院(地裁)の斜め向かいにあり、入り口は地方検察署検事長の宿舎と同じ路地にある。6日の夜から検事長の家がホテルに並ぶ車に包囲されたような状態になったそうだ。
なお、樹徳科技大学人類性学研究所が全土のモーテル約100軒を2年間かけて行った調査によると、モーテル利用者の8割が複数回にわたって使っている。利用者の内訳は、恋人同士が48%、夫婦が17%、不倫が14%で、年齢が高くなるほど不倫での利用の割合が高まるという。