ニュース 医薬 作成日:2021年1月4日_記事番号:T00093961
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は30日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの調達について、現時点で2,000万本近くを確保していると明らかにした。同センター指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、早ければ今年3月より納品が始まり、第3四半期までに購入分の8割が台湾に輸入されるとの見通しを示した。31日付経済日報が報じた。
同センターは安全で有効なワクチンを迅速に確保するため、多様な手段を講じてリスクの分散を図っていると説明。現在、国際的な共同購入の枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて476万本、英アストラゼネカとの直接交渉で1,000万本と購入契約を結んでいるほか、別のワクチンメーカーとも交渉を進めているという。
台湾メーカーによるワクチン開発の進展状況について陳衛福部長は、国光生物科技(アディミューン)は適切な用量が定まっておらず、第1相臨床試験の再実施を提言したと説明。高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)は条件付きで第2相臨床試験の実施が認められ、聯亜生技開発(UBIアジア)は今月中に第1相臨床試験のデータが提出され、審査を受けることになると語った。
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