ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ヤフー奇摩のネット広告、下半期2けた成長へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月8日_記事番号:T00009404

ヤフー奇摩のネット広告、下半期2けた成長へ

 
 不景気が従来型小売業者に打撃を与える中、台湾最大のポータルサイト、ヤフー奇摩の洪小玲総経理は先ごろ、同社のインターネット広告業務およびインターネットオークションや企業対消費者(BtoC)インターネットショッピングなどの電子商取引業務は下半期、業績が2けた成長となるという見通しを示した。8日付工商時報が報じた。

 洪総経理によると、上半期同社のインターネット広告は、ウエブサイト上に広告主サイトへとリンクした広告画像を貼る「バナー広告」と、インターネットの検索エンジンに入力されたキーワードに関連する広告を検索結果に表示する、「キーワード広告」の比率が6対4となった。ただ、「キーワード広告」は成長力が強く、特に販売業者への「キーワード広告」代理業務は上半期、昨年同期比70%大幅成長したという。

 洪総経理は、「不景気で経済環境が悪化している時、経営者は従来とは異なるマーケティング・ツールを試してみたくなるものだ。だからインターネット業者にとってチャンスだ」と語っている。

 台北市網際網路広告・媒体経営協会(IAMA)では、今年の域内のネット広告市場は、前年比20%成長の60億台湾元(約211億円)規模になる予測している。