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レンタカー大手2社、高雄空港から撤退へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月8日_記事番号:T00009405

レンタカー大手2社、高雄空港から撤退へ


 域内レンタカー最大手の格上汽車租賃(カープラス)と和泰汽車集団傘下の和運租車が、高雄国際空港(小港空港)内から撤退する。台北~高雄の航空便が、台湾高速鉄路(高鉄)の開通で、華信航空(マンダリン・エアラインズ)の1日2便を残すのみとなったことなどが理由だ。8日付工商時報が報じた。

 高雄国際空港内の業務スペースの賃貸料が18万台湾元(約63万円)で、空港外の相場、約2万元を大きく上回ることも理由の一つのようだ。両社はアジア各地からの国際線旅客がもたらす商機を手放すつもりはなく、空港付近に拠点を移転する意向だ。

 格上汽車は既に空港からの撤退を申請済みで、10月に拠点を撤去する予定。和運租車は現在撤退の申請手続きを行っている。今後、空港内のレンタカー会社の拠点は、和運租車の桃園国際空港店のみとなる見通しだ。