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ガソリン・電気使用量、6・7月は大幅減少


ニュース 公益 作成日:2008年8月8日_記事番号:T00009413

ガソリン・電気使用量、6・7月は大幅減少

 
 6月、7月と相次いで石油製品および電気料金が引き上げられたことにより、市民の間で節約機運が高まって使用量が大幅に減少している。8日付経済日報が報じた。

 7月の電気使用量は昨年同月比5.8%減となった。これは4億8,000万キロワット時(kWh)の減少となり、第4原子力発電所(台北県貢寮郷)での12日分の発電量に相当する。

 また、劉兆玄行政院長が台湾電力の資料を引用して語ったところによると、7月は計205万世帯で電気使用量が昨年同月比で減少し、合計6億2,000台湾元(21億8,000万円)の電気料金が節約された。また、昨年より10%以上電気使用量を節約した(電気料金2割減に相当)世帯は144万世帯に上ったという。

 一方、経済部能源局によると、6月のガソリン、ディーゼル油販売量は、昨年同期比5.5%(6,300万リットル)減の10億9,000万リットルとなった。台湾中油によると、乗用車(容量50リットルで計算)126万台分の減少に相当し、台湾中油と台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)を含む台湾全土のガソリンスタンド1カ所1日当たり、乗用車20台分の給油量が減少したことになる。