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中鋼、7月は前期比9.6%増収


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年8月8日_記事番号:T00009417

中鋼、7月は前期比9.6%増収

 
 中国鋼鉄(CSC)の7月の売上高は前月比9.65%増、前年同月比52.52%増の259億9,600万台湾元(約914億円)で、3カ月連続で過去最高を記録した。1~7月の累計売上高は前年同期比28.21%増の1,503億1,900万元となった。好調な理由として、7月は値上げ後の新価格を採用した製品が、販売の大部分を占めたことが挙げられる。8日付蘋果日報が報じた。

 中鋼の7月の生産量は87万2,200万トンで、販売量は89万1,000万トンとなった。 

 現在、中国の建築用鋼材価格の下落やスクラップ鋼買い取り価格の下落を受けて、中鋼は第4四半期に取引価格の下落が起きるという観測が外資系証券会社から出ている。これに対し、林文淵中鋼董事長は7日、「鉄鋼市場は引き続き安定しており、価格は下がることはない」と語った。

 証券会社によると、鉄鋼価格の値上げで、中鋼の第3四半期の売上高は引き続き過去最高を記録し、粗利益率、利益ともに好調で、第2四半期の水準を維持する見通しだ。