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プロディスク、債権行が更生手続きに反対


ニュース 電子 作成日:2008年8月8日_記事番号:T00009420

プロディスク、債権行が更生手続きに反対

 
 会社更生手続を申請している、光ディスク業界3位の精チョウ科技(プロディスク・テクノロジー、チョウは石へんに蝶のつくり)は7日、裁判所から資産保全処分が認められた。しかし、一部の債権銀行は会社更生手続に反対しており、債権行会議で各行が保有する同社の預金資産を債権比率に応じて分配することも視野に検討する方針だ。8日付経済日報が伝えた。

 プロディスクへのシンジケートローン(協調融資)を取りまとめている台湾銀行は、債務返済計画の提出時期などについて、回答が得られていないとして、来週初めにも債権行を集め対応策を協議する方針を固めている。債権行はプロディスクに来週中に協議に応じるよう求めている。

 債権行のうち、兆豊国際商業銀行はプロディスクの資産保全処分が認められたことを受け、貸倒引当金を積み増す方針を固めた。