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馬総統の機密指定解除、民進党が「外患罪」で告発


ニュース 政治 作成日:2008年8月11日_記事番号:T00009427

馬総統の機密指定解除、民進党が「外患罪」で告発


 馬英九総統が陳水扁政権下の国務機密費不正流用疑惑に関連し、関連資料の機密指定を取り消したことについて、民進党の柯建銘立法委員らは8日、馬総統を「外患罪」で告発した。9日付中国時報が伝えた。

 柯立法委員は馬総統の対応を施明徳元民進党主席らが赤いシャツを着て陳水扁前総統に辞任を求めた市民運動になぞらえ、「同じ考え方で陳前総統を討ち果たそうとしている」と批判した。

 呂秀蓮前副総統は「後任の総統が前任の総統の憲法に基づく権利を根底から否定すれば、国家は混乱を招く。陳前総統は大法官による憲法解釈を求めるべきだ」と指摘した。

 謝長廷・元行政院長も「馬総統は(低下する)支持率を引き上げるために国家機密制度を犠牲にし、国家体制に大きな傷を及ぼした」と断じた。

 外患罪は二審管轄案件に該当するため、捜査は高検の担当となる。