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中台チャーター便の以遠権、馬総統が意欲


ニュース 運輸 作成日:2008年8月11日_記事番号:T00009430

中台チャーター便の以遠権、馬総統が意欲


 馬英九総統は、中台間の週末直航チャーター便について、中国を経由して第3国まで営業運航を行う以遠権について協議する考えがあることを、米ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに対して明らかにした。10日付経済日報が報じた。

 交通部は9日、以遠権獲得が航空会社に大きな商機をもたらすことは間違いないが、まずは平日のチャーター便運航、その上で定期便化について検討すべきで、以遠権の話は次期早尚との見方を示した。

 この背景には、以遠権が国家の主権の一部であり、この問題に触れれば中台間の政治的な問題にも絡んでくることがある。

 しかし欧米路線を持つ中華航空(チャイナエアライン)や長栄航空(エバー航空)は、中台当局間で合意に達すれば、双方ともより多くの旅客獲得を見込め、航空貨物の取扱いでも利便性が上がるとして、以遠権協議に期待を寄せている。