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全聯のMUJIコラボ店、今年60店舗へ(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2021年1月22日_記事番号:T00094339

全聯のMUJIコラボ店、今年60店舗へ(トップニュース)/台湾

 スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)は21日、店内に台湾無印良品(MUJI台湾)の店舗を設けるコラボ店舗を年内に60店舗へと、現在の6店舗から増やすと表明した。独自のコラボ商品も共同開発し、若年層など客層を広げる。22日付工商時報などが報じた。

/date/2021/01/22/11pxmart_2.jpg新型コロナウイルスの世界的流行が続く中、蔡総経理(右)は、海外旅行が難しく、日本商品の売れ行きが好調だと指摘した(21日=中央社)

 全聯は同日、MUJIコラボ店6店舗目となる大安延吉店(台北市大安区)をリニューアルオープンした。

 MUJIコラボ店では、MUJIの▽食品▽化粧品▽衣類▽文房具▽収納用品▽旅行用品▽キッチン用品▽バス・トイレ用品──などの人気商品を販売する。全聯の蔡篤昌総経理は、食品中心だった商品構成を充実させることで、来店客の回遊性が高まり、店内滞在時間が長くなり、購買率が上昇すると説明した。

 全聯の主な客層は40~59歳の女性で、MUJIは文房具を買う学生など客層が幅広い。

 蔡総経理は、MUJIコラボ店で買い物した際に全聯のポイントだけでなく、今後MUJIのポイントも同時にためられるようにしたいと語った。

高雄・宜蘭で近く出店

 MUJIコラボ店は、2020年9月にオープンした嘉義興業西店(嘉義市西区)を皮切りに、▽新北市▽桃園市▽苗栗県▽嘉義県──に出店。台北市の大安延吉店に続き、1月末には高雄市や宜蘭県に進出し、11店舗まで増える予定だ。今後は6直轄市を中心に全聯の250坪以上の店舗をMUJIコラボ店に切り替えていく。