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メリダ、7月売上高22%増


ニュース その他製造 作成日:2008年8月11日_記事番号:T00009435

メリダ、7月売上高22%増


 自転車大手の美利達工業(メリダ)の7月売上高は前月比22.25%増、前年同月比36.8%増の10億3,300万台湾元(約35億2,000万円)だった。7月の生産能力の利用率は前月比10.6ポイント増の97.6%でほぼフル稼働状態だ。11日付蘋果日報が報じた。

 美利達は11月までの受注は既にほぼ確定しており、例年より2カ月早くフル稼働状態になっている。自転車市場は第3四半期が世界的なハイシーズンで、台湾元安の追い風も受けて、下半期は好業績が期待できそうだ。

 美利達の7月の販売台数は約7万5,000台で、前年同月の1.5倍。証券会社によれば、第3四半期の販売台数は30万台、8月の売上高は11億元に達する見通しだ。下半期は単月としては過去最高のとなる売上高12億元以上も期待できるとしている。

 美利達の第1四半期の受注額と台数はそれぞれ前年同期比4%増、8%増で、第2四半期は前年同期比15%増、23%増だった。下半期は受注額が前年同期比約25%増、受注台数は前年同期比約26%増が見込まれている。