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認知症向け漢方薬食品、健喬信元が9月発売


ニュース その他製造 作成日:2008年8月11日_記事番号:T00009440

認知症向け漢方薬食品、健喬信元が9月発売

 
 健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)は9月、アルツハイマー病向けに健康食品としての漢方薬を発売し、初めて漢方薬市場に参入する。同社は「同製品に対する問い合わせは多く、反応はまずまず」としている。既に診療所や、一般の薬局などの業者との商談は最終段階に入っているという。11日付工商時報が報じた。

 健喬信元は昨年末、「財団法人生物技術開発中心」で長年研究開発(R&D)を進めた「アルツハイマー病新薬」について特許を取得した。同社は新薬技術の開発後、台湾大学および台北栄民総医院で80件の臨床試験を行うと同時に、原料調達先の確保や委託生産先の選定も進めてきた。本来上半期に発売の予定だったが、作業が遅れ9月にずれ込んだ。

 健喬信元によると、同薬は既にアルツハイマー病の薬を処方されている患者にも効き目があるほか、予防効果もあるという。今後同社は、経済部技術処に対し同新薬について科学プロジェクトとしての申請を行ない、同時に米食品医薬品局(FDA)に新薬臨床試験(フェーズI/II)の審査申請を行う計画だ。