ニュース 社会 作成日:2021年1月26日_記事番号:T00094409
桃園市の病院で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことに伴い、26日までに桃園市をはじめ各地で3,262人が14日間の外出制限(居家隔離)の対象となった。中央社電などが伝えた。
鄭市長は、学生はオンラインでの自主学習に切り替え、学校での感染リスクを減らすと説明した(25日=中央社)
対象は桃園市の病院を今月6~19日に退院した全患者と付添者と、新型コロナウイルス感染が確認された60代男性(第889例)との接触者で、最終的には5,000人に達するとも見込まれている。
鄭文燦桃園市長は25日、2月末まで大規模集会や人が集まるイベントを一律中止または延期とする方針を明らかにした。また、学校には冬休みの補習、集団研修、サークル活動などの中止を求めた。このほか、宿泊型介護施設で面会を3週間禁止することも決めた。
桃園市に近い北部の自治体でも対策強化の動きが見られ、侯友宜新北市長は25日、特別な事情がない限り、市内の病院への見舞いを取りやめるよう求めた。また、子どもたちの集団研修の人数を50人以下とするよう指示した。
台北市では現在、外出制限対象者が約9,600人おり、春節(旧正月)時期の入境者増加も見込まれている。柯文哲台北市長は「1万人を超えると対応が大変だ」と指摘した。
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