ニュース 社会 作成日:2021年1月29日_記事番号:T00094477
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は28日、桃園市の病院で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)のうち、感染経路が不明だった60代男性(第889例)から、院内での感染者と同一の「L452R」の変異を伴った「D614G」変異株を確認したと発表した。同一ウイルスによる感染と確認できたことから、60代男性も院内での感染と判断でき、市中感染だった可能性はほぼ無くなった。29日付蘋果日報などが報じた。
60代男性(第889例)は同病院を退院後、桃園市内の別の病院で感染が確認されたことから、病院外での感染の可能性が指摘されていた。指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、ウイルスのDNA塩基配列が完全ではないものの、特徴が似ていることから同一ウイルスと認定できるとし、同病院入院時に感染した可能性が高いと指摘した。
60代男性(第889例)との接触者236人のうち235人のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査、抗体検査の結果はいずれも陰性だった。残る1人は現在検査中だ。
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