ニュース 電子 作成日:2008年8月11日_記事番号:T00009450
アダプタ最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の7月の連結売上高は前月比11%増、前年同月比21%増の134億4,900万台湾元(約472億円)で、単月の過去最高を記録した。1~7月の累計売上高は前年同期比19%増の831億6,700万元だった。11日付工商時報が報じた。
売り上げ増の原動力になったのはやはりアダプタで、中でも液晶テレビ用が最も伸びた。また、ノートパソコン用や通信機器用も好調だった。台達電は大手であることの強味を生かして、他のメーカーの受注を奪って業績を伸ばしている。
液晶テレビ業界は値下げ競争が激しく、大手ブランドメーカーはアダプタを外部から調達するケースが増えている。台達電によれば、下半期は単月の液晶テレビ用アダプタの出荷量は200万個に上り、オファー価格に材料コストの上昇を反映させているため、第3四半期の利益は増加する見込みだ。
事業部門別で見ると、全売上高に占める割合はアダプタ部門が最大で61%、以下、▽コネクター部門、16%▽機電部門、5%▽ビデオ部門、3%▽その他(太陽電池など)、15%──だった。
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