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友達・LGDの8.5世代ライン、設備設置作業を開始


ニュース 電子 作成日:2008年8月11日_記事番号:T00009454

友達・LGDの8.5世代ライン、設備設置作業を開始

 
 世界の液晶パネルメーカーが第3四半期、相次いで減産を宣言する中、友達と韓LGディスプレイ(LGD)は予定通り、今月中に第8.5世代生産ラインの設備設置作業を開始した。ただ、来年は新設ラインが多く、市場で供給過剰となるとの懸念から友達と奇美電子(CMO)は、先ごろの業績説明会で量産開始時期の延期を示唆しており、LGDも新たな第6世代ライン設置計画を来年第3四半期に先延ばしするとみられる。11日付工商時報が報じた。

 友達の8.5世代は、8月初めに設備設置作業を開始しており、中部科学園区(中科)L7B工場に7.5世代および8.5世代の新ラインを1本ずつ設置する計画で、生産能力はそれぞれガラス基板ベースで月産6万枚、同4万枚。量産は2009年上半期を予定している。一方奇美電の8.5世代ラインは11月に設備設置の予定だ。

 LGDも8月8日に8.5世代ラインの設備設置式を挙行しており、09年第1四半期量産開始で、生産能力は約8万枚の予定だ。同ラインでは32、47、55型の大インチテレビ向けパネルを生産する計画だ。

 今年下半期は上記のほか、ソニーとサムスンの合弁パネルメーカー、S-LCDも2本目の8世代ラインの設置を予定しており、来年は新たに4本の8世代ラインが量産を迎えることになる。