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高速道で4人が玉突き事故、全員誕生日がぞろ目


ニュース 社会 作成日:2008年8月12日_記事番号:T00009457

高速道で4人が玉突き事故、全員誕生日がぞろ目


 4日夜8時過ぎ、フォルモサ高速公路の嘉義蘭潭トンネル付近で、乗用車4台による玉突き事故が発生した。乗用車を運転していた張さんが飛び出してきた猫を避けようとしてガードレールに激突、後続の女性ドライバー楊さんの運転する車がこれに追突し、張さんの車はそのまま車道に押し出された。そこに後ろから来た陳さんの車が追突、ガードレールにぶつかり、それを避けようとした邱さんの車が張さんの車に追突した。

 この事故で同乗者を含めた5人がケガをして病院に運ばれたが、幸いなことに全員が軽傷、現場付近ではひかれてけがをした動物も見つからなかった。

 この事故で調査に当たった国道八隊白河分隊の警察官は驚きを隠せない。なぜなら、4人のドライバーの誕生日が、張さん6月6日、楊さん7月7日、陳さん9月9日、邱さん8月8日と、6~9月までのぞろ目できれいに揃っていたからだ。

 数学教師の謝新伝氏によると、この4人が出会う確率は単純に計算しても365分1の4乗、つまり177億分の1だが、玉突き事故で遭遇する確率となると計り知れないほど小さくなるという。 

 事故当時、現場は小雨が降り、霧に包まれていた。また、「出事」(事故が起きるという意味)と発音が似た旧暦7月「初四」にあたる日でもあった。現場付近は交通事故多発地帯で、これまでの事故では全て死傷者が出ていたという。警察も今回、全員軽傷という幸運な結果に驚いている。

 4人は一様に、「説明のしようのない偶然が幸運をもたらした!」と、事故の感想を語っている。