北京五輪の野球競技で13日、台湾代表が初めて登場し午前10時30分からオランダ代表と対戦する。五輪競技で台湾からの応援者は、中華民国の国旗「青天白日満地紅旗」やそれに関連するものを持ち込むことを禁じられている。しかし一部の台湾野球ファンは、青天白日満地紅旗とデザインがよく似ているミャンマー国旗か国民党の青天白日旗で代用し、台湾代表を応援しようと呼び掛けている。12日付工商時報が報じた。
青天白日満地紅旗（左）とミャンマー国旗（右）
ウィキペディアより
既に北京入りしている野球ファンによると、国旗を持って入れないことについて、ファンの間ではこれまで１カ月間インターネット上で意見交換が行われた。その中で一部から『ミャンマー国旗代替案』が提案されたという。
ミャンマー国旗は、赤地に青い長方形を左上に配置したデザインで、青天白日満地紅旗 とは左上の青い長方形上の模様が「歯車の上に稲穂」か「白い太陽」かで異なるだけだ。
