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タイの台湾企業3社、回帰上場の意向書交換


ニュース 金融 作成日:2008年8月12日_記事番号:T00009463

タイの台湾企業3社、回帰上場の意向書交換

 
 泰揚国際などタイに進出する台湾企業3社が11日、凱基證券(KGI)集団の中信証券と台湾株式市場での上場および店頭公開の意向書を交わした。12日付中国時報が報じた。

 意向書を交わした3社は、▽泰揚国際、冷凍・乾燥フルーツ製造(タイ3位)▽第一橡膠、自動車・バイク用ゴム部品(主な顧客は日系メーカー)▽アプライドDBインダストリアル、プラスチック・ゴム加工(ケーブル用プラスチック粒でタイ5位、接着剤の受託生産で世界5位)──だ。

 タイの台湾中小企業で結成する泰華中小企業協会の劉秉二会長は、3社の市場価値は合計20億台湾元(約70億円)に上ると指摘。ほかにも7社が今後半年以内に台湾での株式上場、店頭公開を検討しているとも語った。なお、この7社には台湾預託証券(TDR)発行を希望するタイの上場企業は含まれない。

 今回の意向書交換は、証券櫃タイ(タイは木へんに䑓)買賣中心が3月、タイで海外企業向け株式上場、店頭公開説明会を開催したことから実現した。