ニュース 医薬 作成日:2021年2月17日_記事番号:T00094633
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は10日、米モデルナと新型コロナウイルス感染症ワクチン505万本の調達契約を締結したと発表した。5~6月に台湾に到着する予定だ。11日付蘋果日報などが報じた。
指揮センター指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、到着の1週間後から医療従事者に優先接種を行うと説明した。28日間隔で1人2回接種する必要がある。
陳部長は同日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの第2相臨床試験を進めている台湾のワクチンメーカー2社のうち、1社と500万本の調達契約を結び、必要に応じてさらに500万本を調達することで合意したと明らかにした。別の1社とも同様の内容で交渉中という。台湾では高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)と聯亜生技開発(UBIアジア)が第2相臨床試験を行っている。
また陳部長は8日、国際的な共同購入の枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じた世界保健機関(WHO)非加盟国・地域向けワクチン分配の第1弾として、英アストラゼネカの新型コロナウイルス感染症ワクチン20万本余りが分配されると明らかにした。15日にはWHOが同ワクチンの緊急使用を承認しており、各国・地域に早ければ2月末、遅くとも6月に到着する見通しだ。到着の1週間後から接種を開始する予定。医療機関の医師や看護師への接種を優先する。同ワクチンは1人2回の接種が必要だ。
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