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デルの商用ノート13日発表、仁宝が受注か


ニュース 電子 作成日:2008年8月12日_記事番号:T00009479

デルの商用ノート13日発表、仁宝が受注か

 
 ノートパソコン(ノートPC)世界2位の米デルはあす13日、薄型のビジネス向けノートPCを発表する予定だ。ノートPC受託生産2位の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が受注したという観測が出ており、最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が受託している米アップルの超薄型ノート「Mac Book Air(マックブック・エア)」との正面対決になりそうだ。12日付経済日報が報じた。
    
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 関連部品の受託生産は、▽マグネシウム・アルミニウム合金フレーム、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)▽軸受、新日興▽バッテリー、新普科技(シンプロ・テクノロジー)、順達科技(ダイナパック)──などとなるとみられている。

 受託生産業者によると、これまでデルのビジネス向けノートPCはカラーが一色のみだったが、今回はインプリント技術で豊富なカラー展開が期待できるという。詳細はマイケル・デル同社執行長(CEO)がインドの首都、ニューデリーで同日発表する。デル執行長は先日、「下半期同社の業績は爆発的に伸びる」と強気の発言をしており、インドなどの新興市場が成長のけん引役となるとの見方を示した。

 デルの第2四半期のノートPC出荷台数は489万台で世界市場シェア15.5%、ヒューレット・パッカード(HP)に次いで2位だった。