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奇美、下半期のパネル景気を楽観視


ニュース 電子 作成日:2007年6月6日_記事番号:T00000948

奇美、下半期のパネル景気を楽観視

 奇美電子(CMO)の何昭陽総経理は5日の株主総会で、今年下半期のパネル景気の見通しについて、「第2四半期よりもさらに良くなる」という見方を示した。需要が旺盛なためパネル価格も引き続き上昇するため、下半期の業績には楽観的な見通しを抱いているとした。

 同社は今年から来年にかけて、台湾で技術者など1万人を採用する計画だ。今年は2基目の第5世代工場と第7.5世代工場の第一段階量産に対応するため5,000人を採用するが、内訳は技術者3,500人、エンジニア1,500人。来年は第6世代と第7.5世代工場の第2段階量産を計画しているため、さらに5,000人が必要になるという。なお、この3年間も毎年5,000人以上を採用している。

 同社は中国でも生産体制整備を進めており、浙江省寧波の後工程モジュール(LCM)工場の月産能力は200万枚に近づいているほか、広東省仏山市に建設したモジュール工場も第3四半期に量産体制に入る。ただし、今年はまだ生産量は少ないという。