台湾大哥大（タイワン・モバイル）は11日、ＰＮＤ（パーソナル・ナビゲーション・デバイス、簡易型カーナビ）大手の台湾国際航電（ガーミン）との提携を発表し、ガーミンによりカスタマイズされた携帯電話向けアシストＧＰＳ（ＡＧＰＳ）サービス、「導遊達人」の提供を開始した。12日付工商時報が報じた。
サービスの対象となる携帯電話は現在70機種以上。利用料は月額100台湾元（約354円）で、1,300元を支払った時点で以降の使用分は無料となる。台湾大哥大の古元宏副総経理は、商機を拡大するためノキア、ソニー・エリクソン、宏達国際電子（ＨＴＣ）などのＧＰＳ対応機種の調達を進めると語った。
台湾大哥大の売上高全体に占めるモバイル端末向け付加価値サービス利用料の割合は９％、年末には10％を越える見通しだ。
