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馬総統が初の外遊、米でオバマ・マケイン両氏と電話会談か


ニュース 政治 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009488

馬総統が初の外遊、米でオバマ・マケイン両氏と電話会談か

 
 8月12日から18日の日程で中南米の友好国、パラグアイとドミニカ訪問する馬英九総統は台湾時間13日午前、経由地の米国ロサンゼルスに到着した。今回は総統就任後初の外遊となるが、米国での活動について馬総統は、「経由が目的であり、これに外れた活動は一切行わない」と中国に配慮する姿勢を強調した。ただ馬総統はロス滞在中、米大統領候補に内定している、バラク・オバマ上院議員(民主党)およびジョン・マケイン上院議員(共和党)と電話で会談するとの観測も出ている。13日付中国時報が報じた。

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ロサンゼルスに到着し、レイモンド・バッガード米国在台協会(AIT)理事長(右2)らの歓迎を受ける馬英九総統(13日=中央社)

 馬総統の外遊出発を前に米国務省も11日、「米国政府は馬英九総統のロサンゼルスおよびサンフランシスコへの立ち寄りを認める。しかし、いかなる公的な活動もなされない」との声明を出している。ただ昨年8月と今年1月、政権末期にあった陳水扁前総統が中米を訪問した際には、アラスカ・アンカレジ経由しか認めず、今回のロス経由への同意は、米台関係に一定の回復が見られたことを示している。

 また馬総統は今回の外遊について、「友好国との関係を強め、中台の国際空間での『和解共生』を促したい」と語っている。