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作成日：2008年8月13日_記事番号：T00009496
台湾高鉄の７月売上高、過去最高の20億元に
台湾高速鉄路（高鉄）の７月の売上高は、前月比8.66％増の20億3,800万台湾元（約70億2,600万円）で、単月の過去最高を記録した。８月９日までの今年の累計運賃収入は140億元となり、昨年通年の139億7,000万元を上回った。乗客数も７月16日に延べ1,556万人となり、昨年通年を上回った。13日付工商時報が報じた。
しかし高鉄は単月の売上高が40億元に達して初めて損益均衡を実現できるとされており、今回20億元に乗せてもまだその半分にすぎない。ただ、損益均衡の実現には12～15年かかると以前高鉄の経営陣が見通しを示したこともあるが、台北と西部都市を結ぶ航空路線がほとんど撤廃されたことから、３～５年での損益均衡も不可能ではないとの見方も出ている。
なお、高鉄によると、現在の売上高は年初の予測に非常に近い数値で、今後も今のペースが続けば、通年売上高が250億元の見通しだ。
