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統一超商のフローズン飲料、年間売上40億元目指す


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009499

統一超商のフローズン飲料、年間売上40億元目指す


 コンビニエンスストア「セブン-イレブン」を展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は、フローズンドリンク「思楽冰(スラーピー)」の店内設備を昨年の3,800台から5,600台まで増やし、さらにコーヒー味を追加することで、通年販売額を40億台湾元(約140億円)まで拡大したい考えだ。13日付経済日報が報じた。

 「スラーピー」は2006年からセブン-イレブンで販売されており、昨年は1億杯、20億元以上を売り上げた。このほか、入れたてコーヒー「シティカフェ」の店内設備も、第3四半期中に昨年の2倍の2,000台に増やす計画だ。

 同社マーケティング事業部の蔡篤昌副総経理は、昨年域内の飲料市場で成長したのはコーヒーと炭酸飲料のみで、さらに昨年はコーヒー豆の輸入量が過去最高を記録しており、台湾の消費者はコーヒー飲料へのし好が強いと指摘した。同社では米国やカナダで人気のスラーピー・カプチーノ味を間もなく投入する予定で、新顧客層の獲得を期待している。

 同社は今年、2~6月の単月売上高が前年比マイナスとなる不振で、飲料のマイナス幅が最も大きいという。ただ7月は1.13%増と半年ぶりにプラス成長に転じた。