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コンタクトの精華光学、日本の大型顧客が破産


ニュース その他製造 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009502

コンタクトの精華光学、日本の大型顧客が破産


 コンタクトレンズ大手の精華光学の売上高の約2割を占める大型顧客である、ヤマト樹脂光学(本社・東京都千代田区、久保村広子社長)が東京地裁に自己破産を申請し、11日、手続き開始が決定した。現在ヤマトの精華光学に対する負債額は50万米ドルとなっており、下半期の業績への影響が懸念される。13日付工商時報が報じた。

 精華光学は、ヤマトから主に使い捨てコンタクトレンズの生産を受託している。昨年はヤマトが精華光学の売上高全体に占める割合が21%に達したが、今年はその他の日系顧客の比率を高めた結果、17~18%まで下落した。

 精華光学は、「7月まで同社の支払いは正常に行われていたので、突然の破産宣告は驚き」と語った。今後も提携関係を継続するかについては、返済状況をみて決めるとしている。

 ヤマト側は、現在コンタクトレンズ部門の買収について協議中で、精華光学とはこれまで通りの業務提携を維持したいとの希望を示している。