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富陽光電、利沢工業区で用地獲得


ニュース その他製造 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009504

富陽光電、利沢工業区で用地獲得

 
 太陽エネルギー産業の集積地を目指している宜蘭県の利沢工業区で、中環集団(CMCマグネティクス)傘下の富陽光電(サンウェル・ソーラー)が21ヘクタールの用地を獲得した。これにより、利沢工業区における太陽エネルギー産業の工場面積は60ヘクタールに達し、同産業の台湾最大の集積地となった。13日付経済日報が伝えた。
 
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 富陽光電は年産1ギガワット(GW)の生産能力を目指しており、新工場は来年2~3月の着工を予定している。今回取得した用地では足りないため、追加取得も希望している。同社は科風(パワーコム)、科冠能源科技(トップ・グリーン・エナジー)を上回り、利沢工業区で最大の太陽電池メーカーとなる。

 総統選後、各地の工業区では企業からの進出相談が下火になっているが、利沢工業区は高い人気を集めており、第3期までに330ヘクタールの用地が放出される。

 経済部工業局はこのほど、最終放出分20ヘクタールへの進出申請を受け付けたが、26社が53ヘクタール分の用地取得を希望しており、競争率は2.65倍に達した。