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機械設備の輸入成長率低下、投資に慎重姿勢


ニュース 機械 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009506

機械設備の輸入成長率低下、投資に慎重姿勢

 
 台湾区機器工業同業公会が12日発表した1~7月の機械設備の輸入額は前年同期比5.5%増の110億5,300万米ドルだった。台湾元ベースでは前年同期比0.8%減。輸入額の前年同期比の成長幅は1~4月が23.3%だったが、1~5月は15.7%、1~6月が11.1%、そして1~7月は5.5%と月ごとに下落している。世界規模のインフレによって、域内産業界が当面の投資に慎重姿勢に転じていることが分かる。13日付工商時報が報じた。

 一方、1~7月の機械設備の輸出額は、ドイツ、イタリア、ベトナム、マレーシアなどからの受注が大幅に増加したことを受けて、前年同期比10.4%増の96億3,300万米ドルとなった。しかし、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題やインフレの影響で、機械設備の3大輸出相手国である中国、米国、日本への輸出は、今年は不振が続いている。