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元山科技、尚朋堂と中国に合弁会社設立へ


ニュース 家電 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009507

元山科技、尚朋堂と中国に合弁会社設立へ

 
 扇風機などの家電メーカー、元山科技工業は先ごろ、同じく家電メーカーでクッキングヒーターなどを生産する尚朋堂と、中国に合弁会社を設立することで提携の同意書を交わしたと発表した。元山は、今後同社の管理・マーケティング能力と尚朋堂の技術を結合し、当初は尚朋堂の製品を合弁会社を通じて中国市場で販売するとしている。また、将来は元山ブランドの家電製品を販売する可能性もあるという。13日付工商時報が報じた。

 元山は合弁会社設立に2,100万人民元(約3億3,500万円)を投じるとみられ、持ち株比率について呉景堯同社総経理は、「元山が過半数を占め主導権を握る」と語っている。

 呉総経理によると、尚朋堂は中国市場での経験が長く、両社は共に中国の巨大市場での商機を好感し、経営理念も似通っているという。このため、単独で事業を展開するよりも、両社が協力した方がその実力を発揮できるため今回の提携に至ったとしている。