ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

華宝のスマートフォン、年末から出荷へ


ニュース 電子 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009509

華宝のスマートフォン、年末から出荷へ

 
 携帯電話受託製造の華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)は、年末からモトローラなどに向け、マイクロソフトのOS(基本ソフト)に対応したスマートフォンの出荷を開始する。これまでのモトローラの業績不振による影響をぬぐい去る転機となる可能性もある。13日付工商時報が報じた。

 モトローラ向けでは、マイクロソフトのウインドウズ・モバイルを採用した「Q9」シリーズを年末に出荷する予定だ。このほか、米パームから500万台受注し、ヒューレット・パッカード(HP)からも数量は多くないが、受注を獲得した。同社は2007年に第2事業部を設立、マイクロソフトOS対応のスマートフォンの研究開発(R&D)に取り組んできた。

 華宝の上半期出荷台数は2,100万台だった。第3四半期は1,000万台、通年では目標を17%下回る4,000万台の見通しだ。同社は年初、通年の目標出荷台数を6,000万台と発表していたが、6月に4,800万台に下方修正している。