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中科での工場着工に遅れ、中華映管など


ニュース 電子 作成日:2007年6月6日_記事番号:T00000951

中科での工場着工に遅れ、中華映管など

 中華映管、友達光電(AUO)、台湾積体電路製造(TSMC)の大手電子メーカー3社が、経営環境の変化などを理由に中部科学園区における新工場着工を先送りしていることが分かった。6日付経済日報が伝えた。

 同科学園区管理局は、3社の投資金額が6,500億台湾元の規模に達するだけに、着工の遅れは電子産業の発展に大きな悪影響を与えると懸念している。

 このうち、中華映管は同科学園区の后里地区で1,665億台湾元を投じ、液晶パネル新工場を今年5月1日に着工する予定だったが、経営陣の交代に伴い投資計画に遅れが生じた。同社は新工場での生産品目を最終決定しておらず、13日の株主総会までに生産品目を第6世代、第7.5世代、第8世代のいずれにするか決定し、来年にも着工したい構えだ。

 一方、友達光電も昨年5月1日に新世代液晶パネル工場を着工する予定だったが、環境アセスメントが遅れた上、世界的な需給動向の変化で着工が遅れている。投資規模も当初の4,000元から2,540億元に縮小した。