ニュース 商業・サービス 作成日:2021年3月17日_記事番号:T00095114
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は、きょう17日から新型コロナウイルス感染症対策を講じ、台湾とパラオ間の団体旅行で入境後の外出制限「居家検疫」を不要とする「台湾-パラオ安全旅行圏推進施行計画」を始動すると発表した。パラオへの団体ツアーの送客、パラオからの旅行客受け入れが可能となった。中央社電などが伝えた。
第1便は4月1日の予定。当初は週2便の運航で、1便当たり搭乗者は上限110人とする。今後の新型コロナウイルス感染状況などを考慮し、上限の変更を検討する。
旅行日程は出発日や到着日を含め8日以内とする。台湾からのツアー参加者は、出境前に桃園国際空港でPCR検査を受け、陰性が確認されれば出境できる。パラオからの参加者は航空機の搭乗前3日以内のPCR検査の陰性証明が必要だ。
この他の参加条件は、▽過去6カ月間に海外渡航歴がない▽過去2カ月以内に居家検疫や、感染者との接触者に対する外出制限「居家隔離」の対象になっていない▽3カ月以内に新型コロナウイルス感染が確認されていない──。
パラオ現地では、人混みや住宅地などを避け、単独行動はできない。レストランでは専用エリアを利用し、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を保つ。
パラオ旅行の参加者が台湾に戻った後、最初の5日間は毎日の行動や接触者を記録するなど「自主健康管理」措置(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など)の内容を強化する。専用の浴室を備えた部屋を1人で利用し、マスク着用、同居者とのソーシャルディスタンスを確保し、食事は別々に取る。5日間終了後の検査で陰性の場合、残り9日間は従来通りの自主健康管理とする。
パラオのスランゲル・ウィップス大統領は28日に専用機で訪台し、4月1日にパラオに戻る予定だ。
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