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《新型肺炎》アストラゼネカ製ワクチン、医療従事者の接種意欲3割【表】/台湾


ニュース 医薬 作成日:2021年3月17日_記事番号:T00095121

《新型肺炎》アストラゼネカ製ワクチン、医療従事者の接種意欲3割【表】/台湾

 英アストラゼネカ(AZ)製の新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種後、血栓が確認されたなどとして欧州などの21カ国が接種を見合わせる中、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は16日、公費接種の優先順位1位の医療従事者のうち18万人余りに実施したアンケートで、32.7%に当たる5万9,000人が接種意欲があると回答したと明かした。指揮センターの荘人祥広報官は、低くない割合だと指摘した。17日付中国時報が報じた。

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 感染者や感染疑いがある患者と接触し、感染リスクが高いレベル1の5万2,000人のうち、接種意欲があると回答したのは2万2,000人(43%)だった。感染者などと直接の接触がないレベル2の13万人のうち、接種意欲があると回答したのは3万7,000人(28%)だった。

 接種開始日について指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、台湾に到着したアストラゼネカ製ワクチンの検査がきょう17日に完了後、2日以内に専門家会議を開いて決定すると述べた。

/date/2021/03/17/09vaccine_2.jpg予防接種の専門家、衛福部伝染病防治諮詢会予防接種組の李秉穎召集人は16日、アストラゼネカ製ワクチンで血栓が発生したケースは通常よりも少なく、因果関係はみられないと説明した(16日=中央社)