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液晶TVパネルの9月オファー価格、20ドル下落も


ニュース 電子 作成日:2008年8月13日_記事番号:T00009517

液晶TVパネルの9月オファー価格、20ドル下落も

 
 32インチ以上の液晶テレビ向けパネルオファー価格は、9月に15~20米ドル下落し270~275米ドルとなり、実際の契約価格は270米ドルを下回る見通しだ。中でも37インチ以上のオファー価格は下落幅が20米ドルを上回り、多くのサイズで前月比10%の下落となる見込み。13日付工商時報が報じた。

 メーカー各社は32インチ以上のパネル価格の今後の見通しについて、▽友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)、中華映管(CPT)など大手各社の減産▽クリスマス前の輸出の伸び▽春節(旧正月、来年は1月26日から)前の域内市場の買い替え商機──などで、第4四半期には価格が回復すると予測。一方、北米市場で感謝祭(米国は11月27日)のハイシーズンに需要が伸びるかについては不明としている。

 業界関係者によると、韓国大手のLGディスプレイ(LGD)とS-LCDが6月から、韓国ウォン安、台湾元・日本円高を受け、台湾や日本のパネルメーカーより10~14%低いオファー価格を提示したことから、8月の液晶テレビ向け32インチパネルオファー価格が285~290米ドルに、実際の契約価格も275~280米ドルに下落したという。
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