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《新型肺炎》新型コロナワクチン、初日1578人接種/台湾


ニュース 医薬 作成日:2021年3月23日_記事番号:T00095206

《新型肺炎》新型コロナワクチン、初日1578人接種/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の荘人祥報道官は23日、22日に開始した新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種について、23日正午までに医療関係者ら1,578人が接種したと語った。発熱や倦怠感があったのは1人で、深刻な副反応ではない。蘋果日報電子版などが報じた。

/date/2021/03/23/09vaccine_2.jpg花蓮慈済医院の林欣栄・院長(左)はじめ、病院35軒の院長も、初日に新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種した(22日=中央社)

 台湾で接種を開始したのは英アストラゼネカ(AZ)製ワクチンで、欧州などで血栓問題が取り沙汰されている。荘報道官は22日、接種後1~2日間観察し、問題なければ2週間以内に1回目の接種を完了すると説明した。8週間後の5月17日から2回目の接種を開始し、ワクチンの有効期限の6月15日までの接種完了を予定する。

 指揮センターは同日、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の健康管理システム「台湾Vウオッチ」を発表した。ワクチンを接種した医療機関でQRコードをスキャンし、個人情報を入力、同システムを通じて定期的に健康状態を報告する。台湾Vウオッチは、衛生福利部疾病管制署(疾管署)が宏達国際電子(HTC)傘下の健康医療事業部「DeepQ」と共同開発した。