中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は28日、22日に開始した英アストラゼネカ（ＡＺ）製の新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種人数について、28日までで医療従事者など9,377人と発表した。副反応の報告は28件で、うち深刻な副反応は４件だった。29日付蘋果日報が報じた。
荘報道官は、多くの医療機関は平日の月～金曜にワクチンを接種していると述べた（28日＝中央社）
１週間で１万人未満は少ないとの医学界の声に対し荘人祥報道官は、先週は各医療機関が標準作業手順書（ＳＯＰ）を作成している段階だった上、医療従事者は一気にまとめて接種しないためと説明した。また、今週の接種状況をみて、ワクチン接種対象者の範囲を広げるか検討すると述べた。
現行の対象者は20万人。範囲を拡大すれば、新型コロナウイルス患者を受け入れない医療機関や薬剤師など約45万5,000人も対象となる。
