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劉行政院長、太陽電池メーカーを訪問へ


ニュース その他製造 作成日:2008年8月14日_記事番号:T00009532

劉行政院長、太陽電池メーカーを訪問へ


 劉兆玄行政院長は、太陽エネルギーの応用拡大をアピールするため、15日に太陽電池用シリコンウエハー大手の中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)と太陽電池メーカーの昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)を相次いで訪問する。14日付経済日報が伝えた。

 馬英九政権が太陽電池産業の育成を重視しており、劉行政院長のメーカー訪問は、関連立法について意見交換を行うのが目的だ。両社とも経営陣が劉行政院長に経営状況を直接説明を行う。

 行政院は太陽電池産業の育成を図るため、企業の省エネルギー設備導入を支援する総額500億台湾元(約1,750億円)の優遇融資の実施を決めている。太陽光発電を電力インフラに組み込む再生エネルギー条例の制定で、太陽電池産業は今後成長に拍車が掛かると期待されている。

 劉行政院長は先ごろ、鴻海精密工業を訪問し、その後同社の株価が急騰した。株式市場では劉行政院長の訪問先が政策的支援を受けるとの観測から、関連銘柄が人気を集めている。