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燿華電子が太陽電池増産、9月から夜勤導入


ニュース その他製造 作成日:2008年8月14日_記事番号:T00009533

燿華電子が太陽電池増産、9月から夜勤導入

 
 プリント基板(PCB)大手で、新たに太陽電池生産に参入した、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)は、9月初旬から夜勤を実施して太陽電池の増産に対応する考えだ。同社は太陽電池事業で今年6億~8億台湾元(約22億円~29億円)の売上高を見込んでいる。14日付経済日報が報じた。

 燿華が宜蘭県利沢園区に設立した太陽電池工場は第2四半期から生産を開始し、現在独セントロサーム社の技術者10名が駐在し、45人の台湾人従業員が生産に従事している。

 利沢工場の現在の年生産能力は30メガワット(MW)。既に太陽電池モジュールメーカーや組立メーカーでの認証用に、域内および日本に数百~数千枚出荷しており、第4四半期から大量出荷を開始する予定だ。

 燿華は利沢園区内1.7万坪の敷地に3期に分けて工場を完成させる予定で、来年第3四半期は130MWまで、最終的に500MWまで生産能力を拡充する計画としている。現在の価格から計算すると、生産能力が全てそろうと売上高は500億元に達するとみられる。