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新日光の新工場が稼働、下半期は売上倍増へ


ニュース その他製造 作成日:2008年8月14日_記事番号:T00009534

新日光の新工場が稼働、下半期は売上倍増へ


 力晶半導体(PSC)傘下の太陽電池メーカー、新日光能源(ネオソーラーパワー)の新竹科学工業園区(竹科)新工場が13日に稼働を開始した。 林坤禧董事長によると、10月には生産能力が120メガワット(MW)に達する予定で、今年下半期の売上高は上半期に比べ倍増する見通しだ。14日付蘋果日報が伝えた。

 新工場の総面積は6,500坪で、同社の生産能力は今回稼働した新工場に新竹県湖口工場を合わせ、今年末までに210MWとなる予定だ。さらに来年は510MW、2010年には最大で690MWまで拡充する計画だ。

 また薄膜太陽電池についても同社では、専門チームを立ち上げて検討に入っており、 現時点ではアモルファスシリコン(α-Si)を用いた製造プロセスの採用に傾いているという。来年にも中部科学園区(中科)か台南科学工業園区(南科)などで建設に着手したい意向だ。

 ただ、HSBC証券のアナリストからは、来年スペインやドイツでの需要が減少し、原料供給源の確保も難しくなっていることから、太陽電池メーカーが苦境に立たされると見方が出ている。