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第5ナフサプラントの15年移転、経済部が強調


ニュース 石油・化学 作成日:2008年8月14日_記事番号:T00009538

第5ナフサプラントの15年移転、経済部が強調


 経済部の鄧振中政務次長(次官)は13日、第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)を含む台湾中油高雄製油所を2015年までに移転させるとした政府公約に、変更はないと強調した。14日付工商時報が伝えた。

 経済部は「政策の連続性を確保する立場から公約を守る」として、移転時期を厳守する方針を示した。経済部は先月、「台湾中油高雄製油所移転推進作業グループ」を設置している。

 経済部が移転に強い決意を示したことで、川下の石油化学メーカーが集中する大社石化工業区などでは進出企業30社余りへの影響が避けられない。

 業界の労働組合団体、台湾石油工会第一分会の王明輝常任理事は「経済部が移転に伴う付属措置を全く示さないまま、15年の移転方針を示したことは、南部の労働者とその家族の生計を完全に無視したものだ」と強い不満を表明した。