ニュース 医薬 作成日:2021年4月6日_記事番号:T00095401
新型コロナウイルス感染症ワクチンの共同購入の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて配分される英アストラゼネカ(AZ)製ワクチン102万回のうち、初回の19万9,200回分が4日午前5時半ごろ、桃園国際空港に到着した。衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)は、うち600回分のサンプル検査が1週間以内に完了する見通しで、早ければ来週にも19万8,600回分の接種を開始すると説明した。5日付蘋果日報が報じた。
今回到着したワクチンを合わせ、2カ月以内に31万6,000回分のワクチン接種を完了させなければならない(4日=中央社)
同ワクチンの有効期限は5月31日で、アストラゼネカから直接購入し、接種が進められているワクチン11万7,000回分の有効期限6月15日より短い。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の荘人祥報道官は、8週間の間隔を空けて2回接種する必要があるため、今回到着したワクチンは1回目の接種に充てると説明した。
同センターは先月31日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの公費接種の対象を、4月6日より医療関係者全員、集中検疫所の職員まで拡大すると発表していた。優先順位1位の全員43万人が接種の対象となる。消息筋によると、近日中に優先順位2位の政府機関の防疫対策に従事する職員などに対象が拡大される可能性がある。
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