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晶元光電、Q2税引前利益136%増


ニュース 電子 作成日:2008年8月14日_記事番号:T00009541

晶元光電、Q2税引前利益136%増


 発光ダイオード(LED)大手の晶元光電(エピスター)の第2四半期の税引前利益は前期比136.8%増の3億6,200万台湾元(約10億5,000万円)となった。上半期の税引前利益は5億1,400万元だった。投資信託会社は第2四半期の大幅な利益増について、「第1四半期に1億6,300万元の業務外損失を計上し、帳簿上の利益が縮小していたたため」と説明している。14日付経済日報が報じた。

 LEDバックライトのノートパソコンへの応用が始まったことにより、LEDの受託が増加し、同社は委託生産先を3社に増やした。これにより第3四半期の受注は前期比で少なくとも3割は増えると予想され、粗利益率も上昇する見通しだ。

 一方、LEDパッケージング大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の第2四半期の売上高は前期比1.8%増の27億9,000万元にとどまった。7月の売上高は前年同月比6.46%増の9億2,600万元で、8月は7月より好調だ。

 粗利益率は市場予測より良く、第1四半期の29.63%に近い水準だ。加えて晶元光電への4,000万元の投資利益を考えると、第2四半期の税引前利益は前期比約43%増の6億元に上るとみられる。