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作成日：2008年8月14日_記事番号：T00009544
威宝、加入者間の通話無料が奏効
金仁宝集団傘下の携帯電話キャリア威宝電信（ビボテレコム）は、加入者同士の通話無料サービスが奏効し、契約件数が70万件を突破した。また、モバイル・バーチャル・プライベート・ネットワーク（ＭＶＰＮ）を打ち出して、新たな企業顧客の獲得に成功している。14日付工商時報が伝えた。
威宝は13日、台北医学院と提携し、昨年５月から行っているテレビ電話サービスのＶ-Liveを通して、生まれたばかりの赤ちゃんと出産したばかりの母親の映像を第３世代（3Ｇ）携帯電話で見ることのできるサービスを開始した。
14日付中国時報の報道によると、威宝は病院の個室５室に無料でテレビ電話サービスを提供。出産を終えた母親は新生児室にいる赤ちゃんの様子を見守ることができるほか、家で待つ家族に自分の様子を伝えることもできる。ケーブルでインターネットカメラをつないでいるため、電磁波による悪影響の心配はないという。テレビ電話の料金は１分2.5台湾元（約９円）だ。
