ニュース 医薬 作成日:2021年4月8日_記事番号:T00095450
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は7日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの公費接種の対象を12日より、優先順位2位の政府機関の防疫対策に従事する職員など、3位の台湾資本の航空会社の乗務員や防疫タクシーの運転手などまで拡大すると発表した。1位の医療関係者ら48万8,000人と合わせ、接種対象者は61万3,000人となる。8日付蘋果日報などが報じた。
台湾に既に到着しているワクチンはいずれも英アストラゼネカ(AZ)製だ。ワクチンの共同購入の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて配分された19万9,200回分の有効期限は5月17日で、アストラゼネカから直接購入した11万6,500回分は6月15日まで。8週間の間隔を空けて2回接種する必要があるものの、6日までの接種人数は1万8,657人にとどまっている。
優先順位4位以下の接種対象者への拡大について、指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、今後のワクチンの到着状況次第だと説明した。
公費によるワクチン接種の対象者は合計1,300万人、台湾の人口65%に当たる。優先順位は上位から、▽医療関係者▽中央・地方政府の防疫担当者▽高リスク業務従事者▽特殊事情による出境者▽警察官・憲兵▽社会福祉・介護施設の従事者、被介護者▽軍人、軍事組織・国家安全組織の職員▽65歳以上の高齢者▽19~64歳でハイリスク疾病・難病患者、重大疾病者──。
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