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3大科学工業園区、上半期売上総額17%増


ニュース 電子 作成日:2008年8月14日_記事番号:T00009546

3大科学工業園区、上半期売上総額17%増


 国家科学委員会(国科会)は13日、新竹、中部、南部の3大科学工業園区に進出している企業の、今年上半期の売上総額は前年同期比17.16%増の1兆222億台湾元(約3兆6,000億円)に上ったと発表した。電子産業が不景気の影響を受ける中、まずまずの成長を見せた理由として国科会は、太陽エネルギー関連産業などの新興産業が多く進出したことを挙げた。また、通年の売上総額では過去最高の2兆1,780億元となると見込んでいる。14日工商時報が報じた。
   
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 3大園区の上半期売上総額のうち最も比重が大きかった産業は、全体の47.5%を占めたIC産業の4,855億元で、前年同期比6.46%増だった。次いで光電産業の4,519億元で全体の44.22%を占めた。光電産業は前年同期比37.12%増で産業別では最大の成長を見せた。

 下半期は、台湾積体電路製造(TSMC)をはじめ多くの企業が工場の拡張を予定するなど、今後も同園区への投資は拡大する見通しだ。国科会の陳力俊副主任委員は、3年後の2011年にはこれら3大園区の生産額は3兆元を超え、就業人数も現在の20万人から30万人に増加、進出企業数も目標の800社に達するとの見通しを語った。